祖先や故人が眠っている「お墓」は、自分が日々生きていることへ感謝をする意味でも、とても大切な存在です。けれども、20代や30代、40代、50代と年齢を重ねることによって、お墓への意識が変化する傾向にあります。
お墓参りを考える20代
社会人として働き出す20代は、「お墓」や「自分や親の死後」と言われても正直実感が沸かない人も多いでしょう。また、お墓参りも実家が遠方だったり、仕事の都合上どうしても帰省が難しかったりなどのケースもあるため、お盆の時期にだけ帰省する形をとる人もいます。
社会の広さや厳しさを知る20代の時期は、多忙の中でも自分の時間をしっかりと確保し、お墓について少しでも考えてみることが大切です。
相続や承継などを考える30~40代
社会的・精神的にも自立している30~40代は、大人としての責任感も強いものです。
お墓の相続や承継などの状況が不明でも、お墓やお金を自分の人生プランに組み込みながら考え始める人も多いでしょう。
その一方ライフステージが目まぐるしく変化するタイミングでもあるため、具体的な計画や準備はなかなか難しいのも事実です。世の中のお墓事情は刻々と変化していますので、仕事やプライベートに加えてお墓の存在や相続・承継について、知識を増やすのに適しています。
現在と未来がよりリアルになる50代
親や親戚、友人を少しずつ見送ることも増えてくる50代は、「死後の世界」や「お墓」の存在を強く意識することも多くなります。中には自分の死後を視野に入れて先祖代々の墓について考えたり、霊園や墓地について調べてみたりなど、実際に行動に起こす人もいるでしょう。
これから先の自分の未来や、自分の子ども、孫世代について考える時間も増えるため、お墓の問題に早めに取り組むようになるはずです。
年代ごとにライフステージが変化する中、死やお墓への意識も変わっていくものです。
人によって違いもありますが、誰でもいつかは必ず直面する課題でもあります。この機会に、少しずつお墓の存在を意識し、考えてみてはいかがでしょうか。
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