静円寺(日蓮宗)
横須賀市田浦町3-96
開山は永禄10年(1567)に亡くなった法泉院日保(ほうせんいんにちほ)で、寺の創建についてはいろいろな説があるが天文年間(1532~55)という。
開基は、石川清右衛門と伝えられている。江戸時代には住職のいないときもあったが、
明治37年、石本日運が住職となり苦心をかさね寺を再興した。椎の大木があったが、鉄道の工事のためほとんどが切られてしまったという。
本堂は大正12年の関東大震災によって破損したため大正14年に大修理、平成25年にも
屋根、柱等の改修を行い現在の本堂がある。